通勤ミュージック~0811072008/11/07 16:50:47

*ヤナーチェク:シンフォニエッタ、タラス・ブーリバ(マッケラス/VPO)

「シンフォニエッタ」はブラスっ子にとっては痺れる名曲。
これまで何度も、演奏を聴いたり映像で見たりしてきたのに、なぜか自分で音盤を持っていなかった。

というわけで、この曲の代表的名盤として誉れ高い、ヤナーチェクのスペシャリストのマッケラス盤を少し前に中古で購入。
それを今日ようやく聴いた。

……。
……。
……。


何 と い う 存 在 感 ! !
力 業 皆 無 な の に 、 屹 立 す る 音 像 ! !


10年早く聴くべきだったと激しく後悔。
でも、今ここで出会えたことに激しく感謝。

もっとシンフォニエッタの音盤集めよう、という気にさせられた。
気になってるのはアバド、クーベリック、セルあたり。
ただ何となく予感として、この後どれを聴いてもこのマッケラス盤がデファクトスタンダードとして揺らがない……そんな気がする。

そう言う音盤はいくつかあって、自分の中ではセルの「ハーリ・ヤーノシュ」、アンセルメの「四季(グラズノフのバレエ)」、レニーの「フランチェスカ・ダ・リミニ」なんかがそう。
他にどんないい音盤を聴いても、結局そういった自分の中での基準となる盤の価値を再確認することにしかならない。
誤解を恐れず言えば、「ベストワン」をそうたらしめる、彩りにしかならない。(うわっ暴言。

追記。
「タラス・ブーリバ」の方は「シンフォニエッタ」より、モラヴィアの香りがする演奏。
というか、「シンフォニエッタ」がそういったローカリズムを超えきった高みにある演奏だから、そう感じてしまうのかもしれない。

ちょっと調べたら、最近この盤再発されて、カップリングが増えてた。orz
……ま、いつか買い替えるかな。(苦笑。

狩猟日記~0811072008/11/07 19:29:06

「シンフォニエッタ」捕獲のため早速帰宅時、梅田東通りの某中古店へ。
テンシュテットのライヴ盤しかなく、とりあえず保留。

*レスピーギ:シバの女王ベルキス、変容(サイモン/PO)
*チャイコフスキー:1812年ほか(ドラティ/ミネアポリス響ほか)

狩りの成果は割と控えめ(笑)の以上2枚。
「ベルキス」はオケ界ではマイナーなのに、吹奏楽界ではメジャーという不思議な曲。
今でこそアシュケナージや大植盤などが出てきたが、長らくこのサイモン盤しか音源なかった。

ドラティのチャイコフスキーは先日書いた、マーキュリー原盤の方。こちらの方が旧盤にあたる。
1812年が世評を裏切らない演奏か? ドキドキ。
イタリア奇想曲やスラヴ行進曲の比較も楽しみ。

追記。
テンシュテットのライヴ盤、あちこち見ると結構評判いいやん。
素直に買っとけば良かった……。orz
週明けに再捕獲だ。