通勤ミュージック~0901042009/01/04 18:00:56

本日から仕事始め。
別に普段からローテーションの不規則な仕事しているので、正月明けとはいえ、別に「もう仕事か」とはあまり思わないけど、まあやはりこういう日には元気の出る音盤の方がいい。

*ガーシュウィン:パリのアメリカ人、ラプソディ・イン・ブルー、交響的絵画“ポーギーとベス”、キューバ序曲(デュトワ/モントリオール交響楽団ほか)

ボクはデュトワの熱心な聴き手ではないけれど、この音盤は「らしくなくて」面白い。
フランスものやロシアもので見せる精緻さやキレイさよりも、構えの大きさやダイナミックさを優先した感じがする。
特に「パリのアメリカ人」と「ポーギーとベス」。

と言いつつ、「ラプソディ~」は曲想からも、上記のデュトワの特長も生かされていて、これはこれで満足(特に中間部の品の良い歌わせ方!)。
しかもカットもない(みたい)だし、そこも魅力。
ロルティのピアノも、羽目を外すことこそ無いものの、フレッシュでいい。
ボク自身が愛聴している音盤は、「弾き振り」(レニー、プレヴィン、T.トーマス……)がほとんどなだけに、逆にかえって新鮮に感じてしまうのかも。(笑

カットと言えば、「ポーギーとベス」、ずっとプレヴィン盤しか持ってなかったけど、冒頭ってこんな風に静かに始まるのがホントなのか??
演奏自体はプレヴィン盤の方がイキが良くてスキだけど(苦笑)、この曲好きだし、もっと揃えなきゃな。(いきなり新年の抱負違反か?笑

「キューバ序曲」はもう少しノリノリ~少々乱れるくらい~の方がいいかな……とも思うけど、まあそれはデュトワに求めるべき味ではないわな。