通勤ミュージック~090221_242009/02/24 19:02:34

ちょっと忙しくて更新滞ってました。
悪しからず。

この数日は、個人的企画「もっとベートーヴェン交響曲全集」(爆)第一弾が開始。

以前「全集考」で書いたと思うが、余りに少ない(チャイコフスキーに比して??)全集の数を何とかするため、いくつか買っていたものを聴く企画。

年末の「第9三昧」でその一部を消化してはいたのだけど、残りの曲についても進行していくことに。

最初はカラヤン&BPOのMemories盤。
とりあえずこの数日で、2枚目まで聴いた。

1枚目が1番と英雄。
2枚目が2番と8番。

この全集、第9と5番以外は77年の来日公演がソースらしい。
ライヴのカラヤン、それも一番カラヤン節の乗り切っているであろう70年代ということで、それこそ「拒否反応」(笑)を起こしてもいいくらいキッツイのを期待していたのだけど……。
2枚聴いた現時点では今ひとつ、というのが正直なところ。

最初から最後まで、煮え切らないまま終わる1番。
流麗でキレイだけど、どこか水っぽい「英雄」。
BPO100周年記念ライヴの、ある種強引なまでのドライヴがたまらなく魅力的なエロイカとは天と地ほどの差。

2番と8番もほぼ同様。
というか、録音の悪さもあって、全体に何だか冴えない感じがつきまとう。
好みではないことを差し置いても、せっかくの「カラヤン・レガート」がこれじゃ生きてこない。

うーん。
残り2枚、少しは挽回してくれるといいんだけど。