聴き初めはワルターの復活。2011/01/02 10:42:09

*マーラー:交響曲第2番「復活」(ワルター/NYP、ウェストミンスター合唱団、クンダリ、フォレスター)

5楽章。 ワルターのマーラーは心にも耳にも優しい。
微温的と言う言葉を「手ぬるい」の意味で使う人には物足りないのだろうけど、誰しも刺激ばかり求めて生きているわけじゃない。

「さすらう若人の歌」女声版聴いたの初だった(爆)

明けましておめでとうございます&ご無沙汰失礼。2011/01/02 10:53:38

明けましておめでとうございます。
てか「お前生きてたのかよ」て言われかねないのですが。
2周年のときも何も書いてないし。

……また例の悪い病気です。
下書きばかりたまっていって、グズグズと書かない。
書いたら書いたで推敲しすぎて深みに陥る。

もういい加減治療しないと駄目ですね。
なので考えを改めました。
ほとんど下書きに近くてもアップすりゃ良いやんか、と。
どーしても気になるならタイトルに「仮」とでも付けとけよ、と。

やっぱりブログなんて更新頻度とネタが命。
多少粗っぽくてもいいかなーと。
ツイッターの影響もありますが。

とりあえず5/20~9/26の13本をアップ。
お年玉と思って読んでください。(失笑

残りの12本くらいも早々に上げます。
「狩猟日記」が多いけど。

あ、1月はアリスたんのコンサートに2回も行くよ!
コンチェルトとソロと両方だよ!
高まるよ!

ワルターのマラ5。2011/01/06 00:51:57

*マーラー:交響曲第5番(ワルター/NYP)

1楽章。
悲しみに寄り添う優しさ。
葬送行進曲としての意味。

塗炭の苦しみでもなく、大泣きでもなく。
最後のピッチカートの、そっと置く感じ。

それゆえの2楽章の激しさ。
3楽章の愉悦。ウィーン的な。
アダージェットが歌心に満ちているのは言うまでもなく。

そして最終楽章。
コラールの達成感……現世肯定的な。
最後のまくりすげえ。

アリスたんコンサート(リストPコン1番)。2011/01/08 09:24:20

1月6日 サントリーホール
飯森範親/都響

アリスたんコンサート!
バックは(笑)飯森範親&都響。

リストのコンチェルトと、メインは巨人。
巨人生で聴くのは何年ぶり?
大阪のシンフォニーホール。
あの時はインバルだった。

リストはディスクより良かった。
1楽章終盤の丁寧さ、2楽章のトリル。終楽章コーダの熱気。
真っ赤なドレス。

アンコールのノクターン……泣いた。
音楽がまさに瞬間芸術である意味。
この時間は、もう二度と帰って来ない。
たとえ無修整録音でも。

巨人も大満足。
後期に引き付けて解釈すんのも最近多いけど、あくまで若く熱く。当然叙情的な箇所の艶やかなウエットさ。

何より冒頭の「冬から春」感!
最近は近未来の無菌室みたいなやつ多いからなぁ。
当然ラストのコーダはホルン起立。これでなくちゃね!

ワルターのマラ4。2011/01/10 02:57:29

*マーラー:交響曲第4番(ワルター/NYP、ハルバン)。

VPOとの瀾熟とはまた違う、楷書のマーラー。

でもやっぱりどこまでも「優しい」。
テンポあまり動かさない1楽章の、例の「5番先取り」のファンファーレ。
威嚇ではなく、静かな微苦笑。

2楽章の死神もあくまで優雅。
3楽章はワルターの美点全開。
中だるみ一切しないのがすごい。

4楽章速いなぁ。
ちょっと驚くくらい。