2021年4月の #ミチョランマ 消化2021/05/26 21:10:57

*14枚目
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲、アリア「青春は遠くすぎ去り」、夜想曲、アンダンテ・カンタービレ、フィレンツェの思い出
ミーシャ・マイスキー、オルフェウス室内管弦楽団

ロココが何だか軽やかであっと言う間に終わった。
ロストロ&カラヤンの盤(ドヴォコンのカップリング。マイ初演)はもう少し長い曲に感じた記憶があるのだけど。
アンダンテ・カンタービレは作曲者自身のアレンジだしチェロが鳴りやすいから、てのは分かってるけどやっぱり原キーじゃあないとモニョる……(苦笑)。
あの調だからこそ、なんだよなあ。
オルフェウスのフィレンツェがこないだ聴いたマリナーのと大分印象違った。
最後の追い込みが爽快!

*15~17枚目
ベートーヴェン:ピアノソナタ選集&協奏曲全集
グレン・グールド

op.10の3曲は愉悦性がグールドと上手くハマってる気がする。
中期の有名どころ(悲愴、幻想、月光)はちょっとグールド節がしんどい。
でも悲愴の2楽章がサラサラ淡々としてるのにめちゃくちゃ刺さるのはなんでやろ……。
ちょっと泣いてしまった(グールドがそういうのを求めてるかどうかはさておき)。
後期曲は……うーん微妙。
というか後期3大ソナタについてはちゃんと語れる語彙力が自分にまだない。
ちなみにコンチェルトは前に聴いてるからアンカウント!律義!(自分で言うな)

*18・19枚目
シューマン:ピアノ五重奏曲、弦楽四重奏曲全集
ジュリアード弦楽四重奏団、レナード・バーンスタイン

レニーとの五重奏は音が悪すぎ……。
ライブならではの興の高まりはあるけど、このコンビのこの曲を聴くならソニーのスタジオ盤で十分。
むしろ出色なのは 弦楽四重奏曲、多分3曲とも「マイ初演」だと思うけど、全部ええやん!
私室内楽不得手なのだけどスッと耳に入ってきて何度も聴いてしまった(もちろん演奏も良いんだろうけど)。
ほかの演奏も聴いてみたい(そしてミチョランマが増えるw)
やっぱりシューマンとはなんか親和性があるんだよなぁ。
特に2番がお気に入り!