アリス=紗良・オット「Echos of Life」のコンサートに行った。2022/05/31 19:24:43



仕事を強引に定時で切り上げ(部下には謝った。苦笑)、サントリーホールに直行。
久しぶりのアリス=紗良・オットのコンサート。
アルバム「Echos of Life」全曲を映像と共に再現。
あまりに濃密な65分!
「短くない?」なんて始めは思ってたけど、全くそんなことなかった。

そもそもショパンのプレリュードと現代曲を織り交ぜる音盤のコンセプトも素晴らしかったが、映像が加わることで更に色々と「思う・考える・感じる」ことが波のように押し寄せてきた。
浮遊感とピリピリとした緊張感が同時に頭と心を満たしていく不思議で稀有な体験。

映像は抽象的なのかな……と思ってたら程よく「分かり易さ」もあり、「人」や「生物」が出てこない辺りに「解釈の余地」があるのか?と考えさせられた。
シンプルでありながら深い。
まさに「Life」なんだろうなぁ。
「雨だれ」の熱演と映像が自分の中で一番共鳴した。

最後のアリスの自作「ララバイ・トゥ・エターニティ」(モーツァルトのラクリモサを下敷きにした曲)が、音盤より遥かに沁みた。
奏者と我々観客、そしてスタッフさんとも「人生」を共に体感したからこその幕引き。
フライング拍手も起きず、濃密な余韻を「皆で」味わえたのも本当に良かった。

あくまで個人的な意見だけど、あのコンセプトならアンコール無くて良かったし、アフタートークもなしで全く問題なかった。
何ならカーテンコールに応えて出てこなくたって良かったくらい。
 ……あれがサービス精神の発露だとは十分承知の上でね!

何よりオープニングトークで十分「語って」くれてたし。
いつもは身軽な旅装だけど、今回は久しぶりの来日で大きなスーツケース空で1個持ってきて、日本食材をパンパンに詰めて帰るんだ、って言ってたのが微笑ましかった。
いったい中身は何なんだろ?(笑)