2022年1月の #ミチョランマ 消化2022/02/01 15:21:44

*1枚目
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
サンソン・フランソワ
ルイ・フレモー/モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団

書くの忘れてたけど、衝撃の演奏。
特に1番。1楽章ピアノソロの入りの趙スローテンポ!
私はフランソワ好きだから平気だけど拒絶する人もいるだろうなぁ。

むしろ2番の方がフランソワの自在なルバートが曲想にマッチしていて広く受け入れられやすいかも(言うて2番も大概フリーダム)。

*2枚目
ショパン:バラード、スケルツォ
サンソン・フランソワ

2021年12月の #ミチョランマ 消化2021/12/31 15:07:00

*32枚目
ショパン:ポロネーズ集
サンソン・フランソワ

恥ずかしながら3カ月ぶりミチョランマ消化。
フランソワのショパン、ソナタ2、3番と名演集は昔から好きなので他のも聴きたくて箱買いしたやつ。
いつ買ったか知らんけど(多分ブログ掘ったら分かる)。
フランソワのショパン、「感興のおもむくまま」なんだけど決して野放図でないところが素敵。
センスの塊。
名前付きの「軍隊」「英雄」以外の方がむしろその良さが出ている気がする。

*33、34枚目
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
レナード・バーンスタイン/NYPほか

恥ずかしながら全曲版聴くの初めて。
とはいえこれってだいぶレニーの手が入ってて曲順入れ替えやらカットやらしてるんだけど。
そのお陰か全く退屈せず一気に聴かせる。
冒頭の序曲やハレルヤコーラスはかなり重いけど、2部(謝肉祭パート)の終盤の盛り上がりが凄くて、多分それゆえの設定なのかなー。

*35枚目
ショパン:ポロネーズ集(遺作)
同:幻想曲
同:タランテラ
同:舟歌
同:ロンド(2つのピアノのための)
サンソン・フランソワ

ショパンの2台のピアノのためのロンドって多分初めて聴いたと思う。
めっちゃいい。
何と言うか良い意味で単純かつ華やか。
爽快!

「清水和音 ピアノの祭典」に行った。2021/11/28 18:55:51



ワケあってサントリーホールの「清水和音 ピアノの祭典」に。
実に3時間半超のコンサート!
ベートーヴェンとショパン独奏、ラフ2台P、チャイコPトリオ、モツPカルテット、シューマンPクインテット、最後は室内楽版動物の謝肉祭。
何と清水氏は全曲演奏。タフ過ぎる!

寝坊&時間勘違いで到着が13時を過ぎてしまい(汗)、冒頭の「月光」は聴けず。
ショパンのノクターン4・5番、バラード1番、英雄ポロネーズから。
これ見よがしの外連味を廃した正攻法なスタイル。
かといって昨今多い「薄味」では決して無く、とにかく音の粒立ちが綺麗。
特に弱音で顕著。

今回のプログラムで唯一聴いたことなかった、ラフマニノフの2台用組曲「幻想的絵画」。
若書きとあってあんまり「ぽく」ないかなぁと思いきや、終曲は「らしく」ってニヤリ。
ラフ好きのくせに聴いてない曲多すぎる。
まだまだ修行が足らんなぁと猛省。

個人的に今日の「私的メイン」だったチャイコの「偉大な芸術家の思い出」。
室内楽そんな得意ではない私が、フランクのVnソナタと並んで音盤けっこう聴いている希な曲(てか大好きなんや……)。
生で聴くのは初めて。
「好きだから」の身びいき差し引いても素晴らしかった。
この曲、なんせピアノのが物言う曲なんだけど、Vn(周防亮介氏)、Vc(水野優也氏)両氏の歌い回しも濃厚で大満足。
この曲にサラサラ薄味とか許せないタチなんで!
もちろん清水氏のリードも素晴らしく、2楽章終盤の追い込み(1楽章メイン主題が戻る前とか)には大興奮。

「室内楽不得手」と書いたけど、続く2曲はどちらも私にしては「よく聴いている」もの。
モーツァルトのP4重奏1番、シューマンのP5重奏。
なんせどっちもレニーのレパートリーなんで。
前者の爽やかな透明感。
後者で迸るパッション(特に1楽章ラスト)。描き分けの妙。

ラスト「動物の謝肉祭」室内楽版。
そういえばオリジナル聴くの音盤含め初。
アルゲリッチ、マイスキー、クレーメル、ツインマーマンらのフィリップス盤いつか買おうと思ってウン10年(苦笑)。
当たり前だがオケ盤よりクリアで見通しが良い。
「愉快さ」は断然オリジナルの方が際立つな。

今日聴いた中でピカイチで素晴らしかったのが「白鳥」。
山ほど聴いているが、水野氏の歌い回しに感嘆。
絶妙な「ため」「揺らぎ」による深々とした呼吸が「手垢」を拭い去る。
ロストロのような「朗々と」ではなく、どちらかと言えばsotto voceだけど、だからこそ耳に心に刻まれた。
拍手!!!

当然だが、アンコールはなし。
4時間弱出ずっぱりの清水氏にこれ以上求めるのは酷ってもんでしょ(笑)。

途中何度か挟まれる司会とのMC。
清水氏ならではの安定の辛口というか斜に構えた感じ、個人的には好きだしある意味サービス精神の発露やと思うけど、誤解されやしないか心配になった(爆)。

2021年9月の #ミチョランマ 消化2021/11/01 14:48:30

*29枚目
フランク:ヴァイオリンソナタイ長調
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のためのコンセールニ長調op.21
ジャック・ティボー
アルフレッド・コルトー
with string quartet

フランクの名盤として誉れ高いこの演奏、恥ずかしながら聴いてなかった。

とにかく凄かった!

蕩けるようなポルタメント。
たゆたう囁きから凛とした響きまでの振り幅。
特に偶数楽章が素晴らしい。

アゴーギクの巧みさは魔法。
熱を帯びたコルトーのミスタッチが所々あるが、それさえ魅惑的。

*30枚目
Echoes Of Life エコーズ・オヴ・ライフ
アリス=紗良・オット
イン・ザ・ビギニング・ワズ
トリスターノ:イン・ザ・ビギニング・ワズ
ショパン:24の前奏曲 作品28 第1番ハ長調、第2番イ短調、第3番ト長調、第4番ホ短調
インファント・レベリオン
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ 第1曲
ショパン:24の前奏曲 作品28 第5番ニ長調、第6番ロ短調、第7番イ長調、第8番嬰ヘ短調、第9番ホ長調
ウェン・ザ・グラス・ワズ・グリーナー
ニーノ・ロータ:ワルツ
ショパン:24の前奏曲 作品28 第10番嬰ハ短調、第11番ロ長調、第12番嬰ト短調、第13番嬰へ長調、第14番変ホ短調、第15番変ニ長調《雨だれ》
ノー・ロードマップ・トゥ・アダルトフッド
ゴンザレス:前奏曲 嬰ハ長調
ショパン:24の前奏曲 作品28 第16番変ロ短調、第17番変イ長調、第18番ヘ短調
アイデンティティ
武満徹:リタニ -マイケル・ヴァイナーの追憶に- 第1曲
フレデリック・ショパン:24の前奏曲 作品28 第19番変ホ長調、第20番ハ短調
ア・パス・トゥ・ウェア
ペルト:アリーナのために
ショパン:24の前奏曲 作品28 第21番変ロ長調、第22番ト短調、第23番ヘ長調、第24番ニ短調
ララバイ・トゥ・エターニティ
オット:ララバイ・トゥ・エターニティ ― モーツァルトのレクイエム ニ短調 K.626から ラクリモーサの断片による

ショパンのプレリュード全曲に現代曲を挟み込んだアリスのコンセプトアルバム。
正直聴く前は「以前のショパン・プロジェクトみたいに微妙ちゃうか(苦笑)」なんて思ってた。
豈図らんや……すごく良い!
冒頭/狭間/ラストに置かれている各曲にすごく「意味」がある。
特に冒頭の「イン・ザ・ビギニング・ワズ」とラスト「ララバイ・トゥ・エターニティ 」。

もちろん本チャンのプレリュードもなかなかの演奏。
清冽な印象を残した彼女のワルツ集ほどではないけれど、純粋にショパンのプレリュード集としても良盤。

*31枚目
・G.ガブリエリ:第9旋法による12声のためのカンツォーナ
・S.シャイト:コルネット・カンツォーナ
・H.パーセル:《アブデラザール》からの組曲
・O.ディ・ラッソ:その者に祝福あれ(2声から12声のための)
・G.F.ヘンデル:シバの女王の入城
.・J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第3番BWV1048
・H.W.ヘンツェ:8本の金管楽器のためのソナタ
・W.D.ジーベルト:金管楽器のロンドーベルリン・ブラス・アンサンブル

PJBEみたいな「ギラギラ」とはひと味違う渋みは、やっぱりドイツならではか。
かといって「重い」わけではない。
ブランデンブルクの愉悦感なんて最高。
パーセルの曲はブリテンの元ネタ。

2021年3月の #ミチョランマ 消化2021/04/29 21:17:58

*8~10枚目
アルゲリッチ/ソロ・ピアノ作品集
マルタ・アルゲリッチ

3枚組。1・2枚目がショパン、3枚目がバッハ。収録曲は
*ピアノ・ソナタ第2番「葬送」、第3番、舟歌 嬰ヘ長調、スケルツォ第2番、第3番
*24の前奏曲、前奏曲第25番、第26番、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、ポロネーズ第6番「英雄」、第7番「幻想」、マズルカ第36番、第37番、第38番
*トッカータ ハ短調、パルティータ第2番、イギリス組曲第2番

ショパンのソナタはどちらも「悪くはない」んだけど今ひとつで残念。
シューマンとリストのソナタみたいに燃え上がるような感じを期待してたんやけどなぁ。
前奏曲の方が好みというか面白い。
ひとつひとつの曲が独立しているのではなく、24曲でひとつの塊というか物語のような解釈。
むしろバッハがすごく良くてびっくり。
きっちり端正なのに歌心溢れるバッハ!

*11・12枚目
バッハ:無伴奏チェロ組曲
パブロ・カザルス

この「古典中の古典」を今まで聴いていなかったことを恥じ入る。
……まあ買ってから寝かせすぎ、てのもあるんだけど(苦笑)。
前に書いたけど、バッハの無伴奏チェロ組曲はそんなに持っていない。
ギター版という変わり種を除けば3種類。
月並みだけどやっぱり「別格」。
この曲の「意味」「意義」が一番伝わってくる演奏。
あまりに有名な1番の前奏曲もとにかく雄弁に語りかけてくる。
音の悪さは全く気にならない、というか全く「悪い」と感じない。
室内楽で独奏、てこともあるのだろうけど、そこを超えて訴えてくる「力」「圧」が凄い。
ムンムンと匂い立つような熱気。

*13枚目
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」、第95番、第45番「告別」
カザルス/マールボロ音楽祭管弦楽団、プエルト・リコ・カザルス音楽祭管弦楽団

カザルスの「指揮」するオケ曲って、どれも特別奇を衒うことはないんだけど、それでいて中庸とは違う「濃さ」がどの曲にもある。
もちろん当たり外れもあって、以前聴いたベートーヴェンの7番と8番の1枚は、前者がどうも煮え切らないまま終わってしまって物足りなかった。
ところがあまり期待してなかった8番の方がもう飛び跳ねんばかりにピチピチとした演奏で非常に楽しかった。

ハイドンも当然オールドスタイルではあるんだけど、とにかくどの曲も「愉しい」!
そして「楽」ではなく「愉」を使いたい感じの演奏。
……ニュアンス伝わるかしら?

なお「ベートーヴェン1・6番」「ベートーヴェン2・4番、シューベルト5番」の2枚がミチョランマだから早く聴きたい(聴けよ!)。
モーツァルトの後期6大、シューマン2番も、あとバッハのブランデンブルク&管弦楽組曲もいつか買うんだろうな……てか欲しい(笑)。