生アリスたん。2010/09/20 03:30:52

行ってきたよ!池袋芸術劇場!

日本フィル・第198回サンデーコンサート
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ:アリス=紗良・オット

チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“ポロネーズ”
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
チャイコフスキー:交響曲第5番


まだ書いていないけど、アリスたんはディスクで聴いてたより剛と柔うまく使い分けてる印象。
両端楽章ではかなり没入する姿勢を見せていてドキドキ.
バリバリ弾きまくるタイプの演奏でないのは承知の上だけど、高い山に挑むような真摯さの中に、熱い情熱がほの見える。
……ってべた褒めか?(笑

アンコールが「エリーゼのために」。
あえてデュナーミクをあまりつけず、ほとんど最弱音で弾き切った。
まさに夢幻の儚さ。
「終わってほしくない」と心から思った。

チャイ5も良かった!
ラザレフは一度も聴いたことがなかったので、ちょっとこちらも構えてしまっていたけど、かなり燃え燃え系だったので満足。
特に1楽章はかなり大胆にテンポ揺らしまくり。
若干癖があるというかあくは強いけど、薄味より断然いい。

日フィルも最後は少し音硬かったけど、必死に食らいつく感じがまた良し。
しかしラザレフって面白いなぁ。
ディスクも聴いてみよっかな。

オケのアンコールは「白鳥の湖」から“小さな白鳥たちの踊り”。
もうアンコールってことでラザレフも不必要なくらいオーヴァーアクションで指揮する。
エンタテイナーやね。(笑

そして……。
終演後にアリスたんサイン会キター!
実はそんな予感したから、先日ショパンのワルツ集を買わなかった。

見事目論見当たってニヤニヤ。
しかしすごい列だった……。
ディスクの表面が銀っぽい色だったんだけど、アリスたんが使ってるペンも同系色だったので

「これで大丈夫かな?」

と試し書きに☆マークも記入。
画像では分かりにくいけど……。

本人は「あ、ごめんなさい!」とか言ってたけど、むしろレア!
「嬉しいです☆」て言っておいた。

……なんかアイドル推してるのとおんなじ感じのテンションやなぁ。(苦笑

ムーティ/フィラデルフィアのチャイコフスキー。2009/01/26 03:28:02

*チャイコフスキー:交響曲第4番 第5番 第6番 幻想序曲「ロミオとジュリエット」 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 序曲「1812年」(ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団)

5番と「フランチェスカ」以外は初聴。
5番が丁寧だけどサラサラ流れすぎて煮え切らないのが不満だったけど、それは4番と悲愴でも同様。

実は結構随所にアゴーギク見せるところもあるんだけど、それがなぜかくどくないというか……あまり共感を感じずにやってるのか?と邪推してしまうくらい響いてこない。残念。

ただ、悲愴の1楽章展開部の激走や、それを受けた再現部第2主題の快速なんかは「泣き」ではないものの面白い。
5番も久々に聴くと、2楽章の丁寧なつくりや1楽章の考え込むような遅さも悪くはないんだけど、平均点の域。

むしろこのディスクはフィルインの3曲の方が、颯爽とした熱気を振りまくムーティらしさ(&フィラ管のゴージャスさ)が出てていいと思う。

例えばロメジュリの主部の猛スピード。
フランチェスカの「非ドラマ性」。
たぎるような愛欲のドロドロはないけど、チャイコフスキーの「音楽だけで」勝負する感じは一つの主張として立派。

一番の出来は1812年。
「純音楽」としてこの曲をとらえる解釈サイドに立ってる演奏で、合唱なしであることがそれをより際立たせる。
かと言って渋いだけではもちろんなく、オケドライブの妙技(特に金管族のパワー)はここぞとばかりにと見せつける。

このテンションと勢いを、どうして交響曲の方でも発揮してくれないのかな……。