2022年10月の #ミチョランマ 消化2022/11/01 15:58:18

*7、8枚目
ショパン:夜想曲集、前奏曲集
⁡サンソン・フランソワ⁡

有名な2番が想像よりサラリとしてて、それでいて艶っぽくて、そして少し切なくて「さすがフランソワだなぁ」って泣いた。
前奏曲集は今ひとつだったなぁ。
雨だれがちょっと愛想なし。

*9枚目
・インタビュー (モーツァルトのピアノ協奏曲、カデンツァについて)
ディヌ・リパッティ
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
ディヌ・リパッティ
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ルツェルン祝祭管弦楽団
・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 ト長調 Op.55
サンソン・フランソワ
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
・ドビュッシー:レントより遅く
サンソン・フランソワ

フランソワとレニーのプロコ5番目当てで買ったけど、リパッティとカラヤンのモーツァルト21番が素晴らし過ぎた……(有名な演奏だけど)。
特に1楽章の自在さには目を見張る。

プロコフィエフのピアノ協奏曲第5番……もしかしてこの演奏が「マイ初演」だったかも?w
そして相変わらずプロコ苦手な私(苦笑)。

2021年5月の #ミチョランマ 消化2021/06/30 00:34:38

個人的に「翌月に前月の『#ミチョランマ 消化』を書く」をルールにしているのだけど。
今回ぎりぎりですな……(苦笑)。

*20枚目
テレマン:協奏曲集
ヘンデル:水上の音楽
ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団

テレマンはオールドスタイルではあるけど、明晰でパキパキとした好演。
さすがはフィラ管の凄腕ソロイストたち!
まさに面目躍如、といった感。

水上の音楽は、オーマンデイとハリスの2種類の編曲を収録。
こちらもオールドスタイルだからやむを得ないのだけど、それにしてももっさりというか腰が重い。
どちらかと言えばオーマンディアレンジの方が好み。

*21枚目
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
プロコフィエフ:ピアノソナタ 第7番
ヴェーベルン:ピアノのための変奏曲
ブーレーズ:第2ソナタ
マウリッツォ・ポリーニ

言わずと知れた名盤。 ペトルーシュカはやっぱりすごい!
汗ひとつかかず軽やかに、オケと同じくらいの(いや、越えている?)情報量が迸る。
ポリーニは正直好きな演奏家ではないけれど、これとさすらい人幻想曲はホント圧倒される。

そして個人的にはプロコフィエフって苦手だけど、この演奏だとすんなり受け付けられる。
てか、7番の終楽章はやっぱりぶち上がる!
ヴェーベルンはさておき、ブーレーズの曲はまだまだ私には消化できません(苦笑)。

ちょっと5月はおサボり気味だったと反省(実は6月もなんだけど)。
年内100枚消化、厳しくなってきたなぁ(汗)。

マーチでアゲアゲ。2010/04/02 00:32:14

*グレート・マーチズ(バーンスタイン/NYP)

新年度、さらには転勤に伴う新生活ということで、一発気合を入れるために、未聴CDの消化ではなく、敢えてこの1枚。

先日までの寒さが嘘のように、暑いくらいの今日の東京。
その「暑さ」に引けを取らぬレニーの「熱さ」。

さんざ自分が中学校の頃に吹奏楽団でやったスーザの行進曲や「錨を上げて」が、イケイケドンドンでぶっ放される。
特に「星条旗よ永遠なれ」。
こんなに刺激的だったっけ??(笑

いわゆる“クラシカルな”楽曲でもそのスタイルは変わらない。
「3つのオレンジへの恋」のピリピリするようなテンション。

「ルール・ブリタニア」とか「ルイ・マルセイユーズ」みたいな短い曲だと、なおさらその勢いが痛快。
当時のレニーのいわゆる「録って出し」が間違いなくプラスの方向に働いてる。

アイーダの、屈託のない(無さすぎる??)音抜けの良さ。
オペラのワンシーンなのではなく、あくまでも一つの行進曲として立ってる。
後半のテンポ上がるとこのドキドキ感!

最初からむやみに熱い「酋長の行進」。
じっくり盛り上げる? 何それ?て感じ。(笑
抑え切れぬ熱気が奔流となって、終結に向かってなだれ込む。
なんてクドい見栄きりと、その後の加速!!

もう、どうしてくれるんだ。
出勤前に必要以上のアドレナリン出ちゃったじゃないか。(苦笑
久しぶりに聴いたけど、やっぱレニーの美徳ってこういうことだと思うよ。