レニーの田園。2011/02/02 21:07:20

*ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」(バーンスタイン/BSO)

裏青盤。
からりと明るい1楽章が爽快。

5楽章のすごい外向きの放出感。
ムンムンむせかえるようなレニーらしさ。
これだから裏青はやめられない。

ワルターのマラ4。2011/01/10 02:57:29

*マーラー:交響曲第4番(ワルター/NYP、ハルバン)。

VPOとの瀾熟とはまた違う、楷書のマーラー。

でもやっぱりどこまでも「優しい」。
テンポあまり動かさない1楽章の、例の「5番先取り」のファンファーレ。
威嚇ではなく、静かな微苦笑。

2楽章の死神もあくまで優雅。
3楽章はワルターの美点全開。
中だるみ一切しないのがすごい。

4楽章速いなぁ。
ちょっと驚くくらい。

ライヴのカラヤンはガチ。2010/10/02 04:31:59

珍しく購入早々に音盤聴いた。
カラヤンのPalexa盤。

ベト7、特に終楽章、これはホンマすごいわ……。
もう1楽章からずっと金縛り。
脇目もふらずに突き進む圧倒的なパワーのBPOに、聴いてるこちらが薙ぎ倒されてる。

もう何書いてるか自分でもワケ分からん。

ハルサイもすごい。
マッシヴな管、ゴリゴリの弦、びりびり来る打楽器。

やっぱライヴのカラヤンはガ(rya

ヴェルディ(サッカーにあらず)。2010/09/26 04:40:25

なんか先日、無性にヴェルディが聴きたかったので、行き掛けにカラヤン&BPOの序曲・前奏曲集をひっつかんで家を出た。
悔しいけど(笑)やっぱ70年代のカラヤンは余裕ぶっこき具合がすげえな。
もう「運命の力」序曲なんて鳥肌モノ。
これが鼻について反発感じた頃もあったけど、やっぱ一つの頂点。
個人的にはギラギラの60年代とやや綻びた中にハッとする瞬間が見える80年代の方が好きなんだけどね。

その翌日もアバドとスカラ座管&合唱団による、オペラの合唱シーンのセレクションアルバムを聴いた。
アンヴィル・コーラスの生々しい力感、凱旋行進曲のキラキラ感。
イタリアの地、イタリアの知、イタリアの血。

やはりヴェルディはイタリアそのものなんだと感じさせられる音盤。
“Vittorio Emanule Re Di Italia!”(ヴィットリオ・エマヌエーレ、我らがイタリア王!)

どうでもいいけど、ヴェルディといえばレクイエム。
恥ずかしながらレニー盤しか持ってない。
ベタだけどカラヤンかショルティ、ムーティかアバド辺りから1・2枚は持っとくべきかなぁ。

予習~チャイコのピアコン。2010/09/07 20:28:21

実は今度、初めてアリスたんのコンサート(19日)に行く。
日フィルのオールチャイコプログラム。

それに備え、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番をひたすら聴きまくる毎日。
当の本人の音盤も早く買わないといけないのだけど。(汗。

*アルゲリッチ、コンドラシン/BRSO
何度も聴いてきた音盤だけど、やっぱここ一番のアドレナリン出したい時は効く。
分かっていてもラストで大興奮。

*アルゲリッチ、アバド/BPO
3楽章のテンションはコンドラシン盤より高い??
最後のカデンツァのまくりはコンドラシン盤がすごいけど、アバド盤は最初から最後までハイテンション。
やっぱしばらく聴いてへんと色々忘れるもんやね。

*リヒテル、カラヤン/VSO
ガチンコの魅力。
これとロストロとのドヴォルザークは、ソリストとがっぷり組み合うカラヤンのマジっぷりがたまりませぬ。
特に3楽章。リヒテルの落ち着きっぷりに対し、挑発するカラヤン。
第1主題の激昂、艶々の第2主題。
最後のがっぷり四つ、カッコ良すぎる。
うわー男くせぇー!(笑)