狩猟日記~081018 ― 2008/10/18 14:31:37
クラシック好き(有り体に言うなら「クラヲタ」)なら、中古や輸入盤漁りは基本動作だろう。
国内新譜なんてほとんど買わない、という人も多いに違いない(ボクが現にそう)。
とは言うものの、「セール」「Wポイント」「ネット」などの」誘惑とトラップにつられ、きれいな国内盤を買うことだってたまにはある。
すでに持っているのに音質向上やカップリング違いで買い直したり、単曲で持っているのに全集を「割安だ!」とか言って買ったり、更にはジャケ買いも。
これもまたクラヲタの性か。
そもそも「同曲異演」で音盤が増えること自体、音楽に縁のない人にとっては理解不能だろう。
ま、ご託はともかく、中古やネット通販、オクも含めて自分の買った盤をさらそうという、ある意味自虐的かつ露悪的(?)な企画であります。
本日のハンティング。
出勤前に大阪マルビルのタワレコで。
1 コダーイ:管弦楽全集(ドラティ/フィルハーモニア・フンガリカ)
2 ベートーヴェン:交響曲全集(モントゥー/LSO & VPO)
3 ツェムリンスキー:叙情交響曲(マゼール/BPO)
4 シューマン:ピアノ協奏曲他(アルゲリッチ ミュンフン/フランス国立放送po)
1と2は20%オフに釣られた。
実はベートーヴェンの交響曲全集は、意図的に集めていまして、その話は近々します。
3と4はタワレコオリジナル企画。
ツェムリンスキーは大学の頃先輩に聴かせてもらった(しかもこの演奏だったはず)。
とにかくキラキラギラギラした印象がある。
ライブラリーに1枚もないので勉強のために。
4は視聴で決定。
自分の中でピアノコンチェルトの5大巨頭(?)があるとすれば、シューマンは間違いなくその一角。
国内新譜なんてほとんど買わない、という人も多いに違いない(ボクが現にそう)。
とは言うものの、「セール」「Wポイント」「ネット」などの」誘惑とトラップにつられ、きれいな国内盤を買うことだってたまにはある。
すでに持っているのに音質向上やカップリング違いで買い直したり、単曲で持っているのに全集を「割安だ!」とか言って買ったり、更にはジャケ買いも。
これもまたクラヲタの性か。
そもそも「同曲異演」で音盤が増えること自体、音楽に縁のない人にとっては理解不能だろう。
ま、ご託はともかく、中古やネット通販、オクも含めて自分の買った盤をさらそうという、ある意味自虐的かつ露悪的(?)な企画であります。
本日のハンティング。
出勤前に大阪マルビルのタワレコで。
1 コダーイ:管弦楽全集(ドラティ/フィルハーモニア・フンガリカ)
2 ベートーヴェン:交響曲全集(モントゥー/LSO & VPO)
3 ツェムリンスキー:叙情交響曲(マゼール/BPO)
4 シューマン:ピアノ協奏曲他(アルゲリッチ ミュンフン/フランス国立放送po)
1と2は20%オフに釣られた。
実はベートーヴェンの交響曲全集は、意図的に集めていまして、その話は近々します。
3と4はタワレコオリジナル企画。
ツェムリンスキーは大学の頃先輩に聴かせてもらった(しかもこの演奏だったはず)。
とにかくキラキラギラギラした印象がある。
ライブラリーに1枚もないので勉強のために。
4は視聴で決定。
自分の中でピアノコンチェルトの5大巨頭(?)があるとすれば、シューマンは間違いなくその一角。
ナイトキャップ~081019 ― 2008/10/20 01:30:21

ナイトキャップ【nightcap】
1:寝るときに、髪の乱れを防ぐためにかぶる帽子。
2:寝る前に飲む酒。
[大辞泉]
要は「就寝前の1曲」という企画。
「全く音楽を聴けない日」なんてものを避けるため、10分……いや5分でもいいから触れたいというもの。
仕事休みの日なんか、家族サービスや雑用に忙殺され、片道30分は担保されている「通勤ミュージック」ほども聴けないときだってあるし。
まああと、まさに字義通り自分の好きなお酒を飲みながらってのもあるんだけど。(爆
ルーティンな企画ものは「通勤ミュージック」「狩猟日記」「ナイトキャップ」の3つのつもり。
いずれ「今日のチャイ5」みたいなのが出るのは必至ですが。
*シューベルト:即興曲op.90 第4番と2番(リリー・クラウス)
ラフロイグのカスクストレングスを飲みながら。
涙をいっぱいにたたえながら、それでも微笑みを絶やさぬ哀しさ。
軽やかに舞っていても、その背後を常に脅かす絶望の顎(あぎと)。
たゆたいの輝きは、刹那の幸せなのか。
否、幸せはもともと刹那と同義なんだろうか。
……なんて事を考えさせる演奏。
全8曲、単に「美しい」という言葉だけでは片づけられない、余りに重い「何か」が滲み出てくる名盤。
中でも特に2番が凄い。
雪崩落ちるような終結の、息苦しいまで切迫感。
即興曲自体の美しさや叙情を味わうなら、ルプーの音盤が十分それに応えてくれるけれど、クラウスの演奏は、曲が要求する水準を超えてしまった表現にすらなっている、そんな風に思う。
1:寝るときに、髪の乱れを防ぐためにかぶる帽子。
2:寝る前に飲む酒。
[大辞泉]
要は「就寝前の1曲」という企画。
「全く音楽を聴けない日」なんてものを避けるため、10分……いや5分でもいいから触れたいというもの。
仕事休みの日なんか、家族サービスや雑用に忙殺され、片道30分は担保されている「通勤ミュージック」ほども聴けないときだってあるし。
まああと、まさに字義通り自分の好きなお酒を飲みながらってのもあるんだけど。(爆
ルーティンな企画ものは「通勤ミュージック」「狩猟日記」「ナイトキャップ」の3つのつもり。
いずれ「今日のチャイ5」みたいなのが出るのは必至ですが。
*シューベルト:即興曲op.90 第4番と2番(リリー・クラウス)
ラフロイグのカスクストレングスを飲みながら。
涙をいっぱいにたたえながら、それでも微笑みを絶やさぬ哀しさ。
軽やかに舞っていても、その背後を常に脅かす絶望の顎(あぎと)。
たゆたいの輝きは、刹那の幸せなのか。
否、幸せはもともと刹那と同義なんだろうか。
……なんて事を考えさせる演奏。
全8曲、単に「美しい」という言葉だけでは片づけられない、余りに重い「何か」が滲み出てくる名盤。
中でも特に2番が凄い。
雪崩落ちるような終結の、息苦しいまで切迫感。
即興曲自体の美しさや叙情を味わうなら、ルプーの音盤が十分それに応えてくれるけれど、クラウスの演奏は、曲が要求する水準を超えてしまった表現にすらなっている、そんな風に思う。
通勤ミュージック~081021 ― 2008/10/21 12:57:38
*ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(ドレフノフスキ、バーンスタイン/BSO)
85年録音だけどモノラル。裏青盤だから。(残念。
レニーのブラームス・ピアノ協奏曲第1番とくれば、どうしてもグールド盤やツィンマーマン盤と比べてしまう(どちらも名盤だもの)。
どちらかというと、録音時期的にはVPO&ツィンマーマン盤に近いだろうとは想像つくけど。
でも1楽章は、何だか中途半端。
VPOと見せたあの重く暗く濃い爆発感とネットリしたうねりは無く、かといってサクサク進むわけでもない。
変に腰重くて緊張感持続しきれていない。
ソロもかみ合っていないし(緊張感ゆえか?)、簡単な箇所でもミスタッチが目立つ(別にミスタッチ自体は気にしない方だけど、あれ?ていうのが散見される)。
2楽章は悪くない。ツィンマーマンの詩情やグールドの孤絶感こそないけれど、澄んだ水のような素直な「うた」が心地よい。
そして録音に混じってる鳥の鳴き声に思わず微笑む。
いかにもタングルウッドだなー。(笑
3楽章は快演。
一所懸命な汗……ガチンコや驀進ではないけれど、爽快さがある。
ここでのミスタッチは全然気にならない。
むしろ熱っぽさの発露に見える。
ここに来て指揮者と独奏者がようやくマッチングした感あり。
特にカデンツァから最後にかけての受け渡しはいい。
寄り添うホルンや木管、コーダのテンポの駆け抜け方も満足。
全体の遅さはそんな気にならない。
何せ所有盤がレニー2種とルービンシュタイン&メータ盤だから。(苦笑
快速タイプも1枚くらい聴かなきゃダメかな(誰がいいんだろう?)。
85年録音だけどモノラル。裏青盤だから。(残念。
レニーのブラームス・ピアノ協奏曲第1番とくれば、どうしてもグールド盤やツィンマーマン盤と比べてしまう(どちらも名盤だもの)。
どちらかというと、録音時期的にはVPO&ツィンマーマン盤に近いだろうとは想像つくけど。
でも1楽章は、何だか中途半端。
VPOと見せたあの重く暗く濃い爆発感とネットリしたうねりは無く、かといってサクサク進むわけでもない。
変に腰重くて緊張感持続しきれていない。
ソロもかみ合っていないし(緊張感ゆえか?)、簡単な箇所でもミスタッチが目立つ(別にミスタッチ自体は気にしない方だけど、あれ?ていうのが散見される)。
2楽章は悪くない。ツィンマーマンの詩情やグールドの孤絶感こそないけれど、澄んだ水のような素直な「うた」が心地よい。
そして録音に混じってる鳥の鳴き声に思わず微笑む。
いかにもタングルウッドだなー。(笑
3楽章は快演。
一所懸命な汗……ガチンコや驀進ではないけれど、爽快さがある。
ここでのミスタッチは全然気にならない。
むしろ熱っぽさの発露に見える。
ここに来て指揮者と独奏者がようやくマッチングした感あり。
特にカデンツァから最後にかけての受け渡しはいい。
寄り添うホルンや木管、コーダのテンポの駆け抜け方も満足。
全体の遅さはそんな気にならない。
何せ所有盤がレニー2種とルービンシュタイン&メータ盤だから。(苦笑
快速タイプも1枚くらい聴かなきゃダメかな(誰がいいんだろう?)。
「全集」考。 ― 2008/10/22 23:22:25
音盤には、「全集」と言うものがある。
狩猟時に「単曲で何枚かあるけど……全集だと割安だし……」と悪魔の声に負けて結局肥やしを増やす禁断のワナでもある。(苦笑
まあそんな冗談はさておき。
全集に求められるものって何だろう。
もちろん、最初から全集を狙って録られたものと、結果として「全集」になったものでは、多少のコンセプトに違いがあるのは仕方がないとは思うが、もの凄く雑駁な言い方をすれば……、
3 割 打 者 。
なんじゃないかと思う。
つまり「ホームランか三振」では困るわけ。
こう書くと、平準化された「お行儀のいい」演奏がいいのか、と誤解されそうだけど、そうじゃない。
野球で言うところの3割打者を常にキープする、もっと分かりやすく言えば「イチローの水準」を保たなきゃいけないわけで、それはとてつもなくハードルが高い。
「まあまあ」てのは「3割打者」じゃないのだ。
その観点から「全集」を聴くとまた評価も違ってくる。
単曲ならもっと好きな、あるいは魅力的な音盤があっても、トータルでの「仕事」に惚れ惚れする、てのもあり得るわけで。
ブラームスとシューマンの交響曲全集は、買いやすい(=枚数が少ない)こともあって、つい手が伸びる。
もちろんどちらの4曲も名曲であり、好きだと言うことが大前提にあるのだけど(シューマンの2番だってそう!!)。
今家ではないので自信ないけど、前者は確かレニー3種(映像除く)、ボールト、バルビローリ、カラヤン2種(80年代DG、MEMORIES)、ケンペ(MPO)、クレンペラー、スウィトナー、イッセルシュテットがあったはず(当然のごとく、うち何種か未聴。失笑)。
セルやワルターは、リーチなのでいずれ揃うだろう。、
シューマンはレニー2種、クーベリック(SONY)、ショルティ、エッシェンバッハ……こちらはもうちょっと追加したい。
世評の高いサヴァリッシュは、持ってる盤のカップリングが悪く、なぜか4番だけ無い。
これこそ全集で買って、バラを売っちゃうパターン。(苦笑
シャイーのマーラー版はすごく気になるし、名盤の誉れ高きパレーも必須かなぁ。
ちなみにチャイコフスキーは皆さんご想像の通り、10種以上あります。
5番集めるときに「どうせ全集あるなら……」というパターンに見事はまってるわけで。
普通のクラシックファンの平均所有率よりは高いだろうな。(苦笑
平均、と言えば、ベートーヴェンの交響曲全集。
これが自分はちょっと低いのではないかと気づいた。
ちゃんと聴いたのが、レニー2種(映像除く)、フルトヴェングラー、シェルヘン。
明らかに偏ってる。(苦笑。
もちろんベートーヴェンの場合、単曲で色々持ってるから、それで中和(笑)されている面はあるけど、もう少し幅を広げた方がいいと思って、かなり意図的に集めている。
現時点でクリュイタンス、コンヴィチュニー、イッセルシュテット、カラヤン(MEMORIES)、ケーゲル、ケンペ(MPO)、レイボヴィッツ、モントゥー……そしてカツァリス(爆笑)。
さあ全て聴き終わるのはいつだ、て話だが、ベートーヴェンの全集は根性出せば1日で聴けるはず。
演奏会だってやってるくらいなんだから。(苦笑
「全集」て、交響曲だけではないけれど、やはり自分が一番好きなジャンルだから、ちょっとまとめがてら書いてみた。
追記。
マーラーはレニー2種さえあればいいと思ってますが何か?
……と言いつつ、クーベリック・ショルティ・テンシュテット・シャイー辺りは持っててもいいのではないかと悩む。
でも枚数が多いよ! 未聴の山が一気に膨れるよ!
狩猟時に「単曲で何枚かあるけど……全集だと割安だし……」と悪魔の声に負けて結局肥やしを増やす禁断のワナでもある。(苦笑
まあそんな冗談はさておき。
全集に求められるものって何だろう。
もちろん、最初から全集を狙って録られたものと、結果として「全集」になったものでは、多少のコンセプトに違いがあるのは仕方がないとは思うが、もの凄く雑駁な言い方をすれば……、
3 割 打 者 。
なんじゃないかと思う。
つまり「ホームランか三振」では困るわけ。
こう書くと、平準化された「お行儀のいい」演奏がいいのか、と誤解されそうだけど、そうじゃない。
野球で言うところの3割打者を常にキープする、もっと分かりやすく言えば「イチローの水準」を保たなきゃいけないわけで、それはとてつもなくハードルが高い。
「まあまあ」てのは「3割打者」じゃないのだ。
その観点から「全集」を聴くとまた評価も違ってくる。
単曲ならもっと好きな、あるいは魅力的な音盤があっても、トータルでの「仕事」に惚れ惚れする、てのもあり得るわけで。
ブラームスとシューマンの交響曲全集は、買いやすい(=枚数が少ない)こともあって、つい手が伸びる。
もちろんどちらの4曲も名曲であり、好きだと言うことが大前提にあるのだけど(シューマンの2番だってそう!!)。
今家ではないので自信ないけど、前者は確かレニー3種(映像除く)、ボールト、バルビローリ、カラヤン2種(80年代DG、MEMORIES)、ケンペ(MPO)、クレンペラー、スウィトナー、イッセルシュテットがあったはず(当然のごとく、うち何種か未聴。失笑)。
セルやワルターは、リーチなのでいずれ揃うだろう。、
シューマンはレニー2種、クーベリック(SONY)、ショルティ、エッシェンバッハ……こちらはもうちょっと追加したい。
世評の高いサヴァリッシュは、持ってる盤のカップリングが悪く、なぜか4番だけ無い。
これこそ全集で買って、バラを売っちゃうパターン。(苦笑
シャイーのマーラー版はすごく気になるし、名盤の誉れ高きパレーも必須かなぁ。
ちなみにチャイコフスキーは皆さんご想像の通り、10種以上あります。
5番集めるときに「どうせ全集あるなら……」というパターンに見事はまってるわけで。
普通のクラシックファンの平均所有率よりは高いだろうな。(苦笑
平均、と言えば、ベートーヴェンの交響曲全集。
これが自分はちょっと低いのではないかと気づいた。
ちゃんと聴いたのが、レニー2種(映像除く)、フルトヴェングラー、シェルヘン。
明らかに偏ってる。(苦笑。
もちろんベートーヴェンの場合、単曲で色々持ってるから、それで中和(笑)されている面はあるけど、もう少し幅を広げた方がいいと思って、かなり意図的に集めている。
現時点でクリュイタンス、コンヴィチュニー、イッセルシュテット、カラヤン(MEMORIES)、ケーゲル、ケンペ(MPO)、レイボヴィッツ、モントゥー……そしてカツァリス(爆笑)。
さあ全て聴き終わるのはいつだ、て話だが、ベートーヴェンの全集は根性出せば1日で聴けるはず。
演奏会だってやってるくらいなんだから。(苦笑
「全集」て、交響曲だけではないけれど、やはり自分が一番好きなジャンルだから、ちょっとまとめがてら書いてみた。
追記。
マーラーはレニー2種さえあればいいと思ってますが何か?
……と言いつつ、クーベリック・ショルティ・テンシュテット・シャイー辺りは持っててもいいのではないかと悩む。
でも枚数が多いよ! 未聴の山が一気に膨れるよ!
ナイトキャップ~081025 ― 2008/10/26 02:52:17
子供を寝かし付けて、そのまま自分も寝てしまった。
以前はその事に、すごく時間の無駄みたいな思い(恨み?)があったけれど、最近はそうでもない。
恐らく、そんな時間って実は今のわずかしかない、貴重な時なんだろうから。
*ミュンヒンガー/バロック音楽の楽しみ
明日(日付的には今日)の日曜は仕事なのだが、先述の通り早い時間に寝てしまったため、さっき起き出してきた。
さすがにもう一度寝るけど、その前に少しだけナイトキャップ。
お供は芋焼酎「喜六」とツブ貝。
清冽にキリリと進むパッヘルベルのカノン。
不必要に泣き濡れないアルビノー二のアダージョ。
すっきりとした「喜六」の味と絶妙にコラボする。
多分ミュンヒンガーのスタイルって現在だと一番中途半端なのかもしれないけど(フルオケでもなく、オーセンティックな古楽器でもなく)、ボクにとって、いろんな曲の魅力を教えてくれた恩人であり、折に触れ聴きたくなる。
「音楽の捧げもの」、「フーガの技法」、ブランデンブルグ協奏曲。
バッハへの道はほとんどこの人が導入してくれた。
なんて書いてると、すごくキビキビと進む「主よ、人の望みの喜びよ」と「羊は安らかに草をはみ」に音盤は進んでいく。
前者なんて、もっとトロトロにすることも可能だった時代に、こういった解釈をした先駆者だった意義、それが今では忘れられていないだろうか?
ウィキペディア見ると、晩年は不遇だったらしいし……。
酒が2杯目に進むのを寿ぐような、ヘンデルの「シバの女王の到着」の愉悦感。
オーボエの重奏と弦の16分音符との応答、爽快。
そして同じヘンデルのオルガン協奏曲。
純粋なまでの「楽しさ」がそこにある。
……どうでもいいんだけど、この「ナイトキャップ」は何度も聴いてる(そして酒を飲みながら聴きたい)愛聴盤を取り上げ、「通勤ミュージック」は未聴盤消化が主目的、というカテゴリー分けに自分の中ではなっている。
もちろん逆のことも出てくるかもしれないけど、その時はその旨触れようと思う。
更には、「ナイトキャップ」の日付は、「夜中は前日の2X時」という思いのあるみっふぃーまにあとして、書いた日の前の日になっているのです。
……ほんとどーでもいいんだけど。(苦笑
あ、今日ジャケ写がないのは、アマゾンで見たら現役盤の絵が違うのと、カップリングが違うから(コレルリとか追加されてた)。
ボクの持ってるのは古いキングレコード盤なので。
スキャンや撮影までは面倒なのでしません。(苦笑
以前はその事に、すごく時間の無駄みたいな思い(恨み?)があったけれど、最近はそうでもない。
恐らく、そんな時間って実は今のわずかしかない、貴重な時なんだろうから。
*ミュンヒンガー/バロック音楽の楽しみ
明日(日付的には今日)の日曜は仕事なのだが、先述の通り早い時間に寝てしまったため、さっき起き出してきた。
さすがにもう一度寝るけど、その前に少しだけナイトキャップ。
お供は芋焼酎「喜六」とツブ貝。
清冽にキリリと進むパッヘルベルのカノン。
不必要に泣き濡れないアルビノー二のアダージョ。
すっきりとした「喜六」の味と絶妙にコラボする。
多分ミュンヒンガーのスタイルって現在だと一番中途半端なのかもしれないけど(フルオケでもなく、オーセンティックな古楽器でもなく)、ボクにとって、いろんな曲の魅力を教えてくれた恩人であり、折に触れ聴きたくなる。
「音楽の捧げもの」、「フーガの技法」、ブランデンブルグ協奏曲。
バッハへの道はほとんどこの人が導入してくれた。
なんて書いてると、すごくキビキビと進む「主よ、人の望みの喜びよ」と「羊は安らかに草をはみ」に音盤は進んでいく。
前者なんて、もっとトロトロにすることも可能だった時代に、こういった解釈をした先駆者だった意義、それが今では忘れられていないだろうか?
ウィキペディア見ると、晩年は不遇だったらしいし……。
酒が2杯目に進むのを寿ぐような、ヘンデルの「シバの女王の到着」の愉悦感。
オーボエの重奏と弦の16分音符との応答、爽快。
そして同じヘンデルのオルガン協奏曲。
純粋なまでの「楽しさ」がそこにある。
……どうでもいいんだけど、この「ナイトキャップ」は何度も聴いてる(そして酒を飲みながら聴きたい)愛聴盤を取り上げ、「通勤ミュージック」は未聴盤消化が主目的、というカテゴリー分けに自分の中ではなっている。
もちろん逆のことも出てくるかもしれないけど、その時はその旨触れようと思う。
更には、「ナイトキャップ」の日付は、「夜中は前日の2X時」という思いのあるみっふぃーまにあとして、書いた日の前の日になっているのです。
……ほんとどーでもいいんだけど。(苦笑
あ、今日ジャケ写がないのは、アマゾンで見たら現役盤の絵が違うのと、カップリングが違うから(コレルリとか追加されてた)。
ボクの持ってるのは古いキングレコード盤なので。
スキャンや撮影までは面倒なのでしません。(苦笑
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